特徴
体力虚弱なものの次の諸症:耳鳴り、聴力低下、めまい
成分
成人1日の服用量21錠中
トウキ、ジオウ、オウゴン、センキュウ、オウバク、サイコ、シャクヤク、
ビャクシ、コウブシ、チモ 各1.25gより抽出したエキス散3.45gを含有
添加物としてカルメロースカルシウム、含水二酸化ケイ素、クロスカルメロー
スナトリウム、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデ
ンプン、アメ粉を含有
用法・用量
1日3回食前又は食間に服用
成人(15才以上)・・・1回7錠
15歳未満7歳以上・・・1回5錠
7歳未満5歳以上・・・1回4錠
5才未満・・・服用しないこと
年齢を重ねるごとに音が聞こえにくくなることで会話を楽しめなくなったり、テレビやラジオの音が大きいと周囲の人から注意されることが多くなっていませんか? 歳をとれば耳が遠くなるのは当たり前とあきらめていませんか? はっきりと聞こえない、音が小さく感じてしまうなどの聴力低下は普段の生活の中でも特に不便を感じるものです。最近では長時間イヤホンを使用して大きな音を聞く方も多く、若年層でも聴力低下の問題は起きています。
会話を聞き取るためには音が脳に伝わるだけでは理解されず、耳の神経と脳の情報処理で言葉(意味のある音)として認識されることが必要です。大きな音の聞きすぎや加齢は蝸牛(かぎゅう 音を神経や脳に伝える働きをする器官)の機能を低下させます。聴力低下や難聴があると聴覚コミュニケーションが不足し、認知機能が悪化しやすくなります。認知機能が低下すると音を言葉として認識する機能も低下し、聞き取りがさらに悪化するという悪循環に落ち込みます。聴力低下は認知症の危険因子にも挙げられているので回復を考えなければなりません。
聴力低下など耳のトラブルを感じたら
耳に効く漢方 「滋腎通耳湯」
漢方では聴力低下や難聴、耳鳴りなどの耳のトラブルの原因を「腎虚(じんきょ)」だとしています。生命エネルギーを提供・循環させる腎が衰えることで老化が進み、気力や体力を低下させ、耳のトラブルが起こると考えています。
腎虚からくる耳のトラブルには「滋腎通耳湯(じじんつうじとう)」をおすすめしています。トウキ、ジオウ、シャクヤク、センキュウ、チモ、オウバク、ビャクシ、オウゴン、サイコ、コウブシの10種類の生薬を配合した漢方薬で、名前の通り、老化や過労で衰えてしまった「腎」を「滋養」して「耳」を「通じ」やすくします。
症例紹介
・75歳 女性
商売をされている方。以前よりお客様の声が聴きとりづらく、聞き返すことが多くなってきた。家庭でもテレビの音量が大きいと家族から言われていたので、滋腎通耳湯を気長に服用していただくようにおすすめ。6ケ月でテレビの音量が下がり、お客様に聞き返すことも少なくなった。
・65歳 女性
家族からテレビの音が大きいと言われている。本人も聴覚低下を認識しており、通常の生活に支障をきたしていると相談に来られた。滋腎通耳湯をおすすめすると3ケ月目頃からテレビの音量が下げられるようになり、1年経過時点では40だった音量が20まで下がったので家族にも喜ばれている。
静岡県賀茂郡河津町浜149-4
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